弊社製造部門では、ステンレス・スチール・アルミ等の金属加工を行なっております。

 第1工場では、薄板を主とした板金加工が中心で、ビル用ステンレスレール、ドア下枠、カーテンボックス、膳板、各種開口枠、ステンレスサッシ、スチールサッシ、ステンレスドア、トップライト、各種パネル等のオーダー製品を大手サッシメーカーの各工場、支店、営業所、建設工事現場に供給いたしております。

  第2工場では、ステンレス・スチールの鋼材や厚板、フラットバー等を主とした鋼材(鉄骨)加工中心で、ビル用のバックマリオン(ステンレス・スチール)、キャットウォーク、門扉、各種架台、各種ブラケット・ファスナーから建築鉄骨まで幅広く対応しております。

【切断加工】

 切断加工については、シャーリング切断機、コーナーシャー並びにCo2レーザー加工機により切断加工を行ないます。機械毎の切断可能板厚は、以下のとおりです。

 Co2レーザー切断 : t=0.50㎜〜19.00㎜まで 

 シャーリング切断  : t=0.35㎜〜12.00㎜まで

 それ以上の厚さの切断は、ガス切断、プラズマ切断によります。


 

【曲げ加工】

 曲げ加工については、油圧ベンダー(15t〜300t)等10台で行ないます。小ロット・多品種・短納期に対応するため、金型交換の段取り替え時間の短縮に務めております。

組立加工.jpg

【組立加工】

  組立加工は、素材や組立方法別に4つのグループに分けて組み立てます。組立加工は、YAGレーザー溶接、TIG溶接、半自動溶接、スポット溶接、スタッド溶接、MIG溶接、ビス止め等によって行ない、その後研磨(HL加工など)や塗装(スチール系)を施します。

 【鋼材(鉄骨)加工】

  鋼材(鉄骨)加工部門では、加工を始める前に素材の歪を油圧プレスを用いて事前に矯正します。
  その後、バンドソー、ガス切断機、プラズマ切断機による切断加工を行い、ボール盤等により穴加工が施されます。


  材料は、ブラケット等の部品が溶接されたり、ガス切断機やプラズマ切断機による切り欠き加工が行われると、熱歪(ひずみ)によって素材が曲がったり縮んだりします。その歪を再度油圧プレス等により矯正しながら加工していきます。

  スチールのバックマリオンやスチール(ステンレス)サッシ等は、強度だけでなく、外観の美しさや精度が要求されるので、「歪の矯正」は決して手を抜くことの出来ない作業です。